レビュー

m-Book Nシリーズレビュー|光学ドライブ搭載モデル

m-Book Nシリーズ

マウスコンピューターが販売するノートパソコン、m-Book Nをお借りしました。

光学ドライブとGeForce MX250を搭載した15.6型のノートパソコンで、事務用途はもちろんクリエイティブ用途でも活躍する万能な1台。

今回はm-Book Nシリーズの実力を、あらゆる用途で検証してみました。

仕事でもプライベートでも役立つノートパソコンを探している方は、ぜひご覧ください。

m-Book Nシリーズの特徴

m-Book Nシリーズ

m-Book Nシリーズがどういったパソコンなのか、特徴を整理すると以下の通り。

99,800円~の高コスパモデル

光学ドライブを標準搭載

ゲームも動かせる高性能GPU

持ち運びには少々大きい

基本的なスペックから順にご紹介します。

スペック

CPUやストレージ容量など、お借りしたパソコン(m-Book N520XB-M2SH2)の基本スペックは以下の通り。

OSWindows 10 Home 64ビット
CPUCore i7-8550U
GPUGeForce MX250
メモリ16GB PC4-19200
ストレージM.2 SSD 256GB
HDD 1TB

パソコンの総合的な性能をチェックするベンチマークソフト、PCmark 10のスコアは3,717でした。

PCmark 10

ExcelやWordなどの事務用途はもちろん、写真や動画の編集もサクサクこなせるスコアです。

当サイトでレビューしたマウスコンピューターのノートPCのスコアを比較すると以下の通り。

PCmark 10 スコア比較
m-Book W
4,868
m-Book K
4,123
m-Book N
3,717
mouse X4-B
3,475
mouse X4-i7
3,377
mouse X5-B
3,215

ExcelやWordなどの事務作業をサクサク快適にしたいなら、PCmark 10のスコアは3,000以上がひとつの目安。

写真や動画編集など、幅広い用途でサクサク快適な動作を求めるなら、少しでもスコアの高いモデルがおすすめです。

CPU

CPUは第8世代のCore i7を搭載。

薄型ノートパソコンによく使われる末尾に「U」を冠したモデルです。

詳しいスペック面が気になる方はCPU-Zの結果をご覧ください。

CPU-Zの結果

TDP(CPUの消費電力)は15Wと省電力ながら、4コア8スレッドでプロセッサー動作周波数は1.8GHzと意外とパワフル。

主なノートパソコン用CPUと、ベンチマーク結果(CINEBENCH R15)を比較した結果は以下の通り。

CINEBENCH R15 スコア比較
Core i7-8565U
688
Core i7-8550U
481
Core i5-8265U
424
Core i5-8200Y
237

GPU(グラフィックス)

GPUはGeForce MX250を搭載。

動画や写真の編集で活躍するほか、軽めのゲームも動かせます。

GPU-Zの情報は以下の通り。

GPU-Zの情報

ベンチマーク(Fire Strike)のスコアをグラフにまとめました。

Fire Strike スコア比較
GeForce GTX1050
5,436
GeForce MX250
3,330
Radeon Vega8
1,747
Intel UHD Graphics 620
1,141

CPU内蔵型のGPU(Intel UHD Graphics 620)と比較すると、2倍以上のスコアです。

パソコンゲーム用のグラフィックカード(GTX1050)にはさすがに敵いません。

ストレージ

ストレージはM.2 SSDとHDDのデュアル仕様。

転送速度をCrystal Disk Markでチェックした結果はこちら。

M.2 SSD

M.2 SSD

HDD

HDD

いずれも標準的なスコアです。

転送速度の速いM.2 SSDは標準仕様だと256GBしかないため、重たいデータはHDDへの保存がおすすめ。

一般的なSSD(SATA)やHDDと平均的な転送速度を比較すると、以下の通り。

ストレージの転送速度
NVMe M.2 SSD
3,000
SSD(SATA)
550
HDD
120

M.2 SSDの256GB→512GBへのアップグレードは+9,800円(税別)と少々値段が高めです。

外観・大きさ

ここからはm-Book Nの外観を見ていきます。

m-Book N
m-Book N

メタリックな質感のシルバーにmouseのロゴのみ、というシンプルなデザイン。

天板は少々汚れが目立ちやすいため、気になる方はこまめに掃除しましょう。

天板
底面

仕様上の大きさは幅377mm×奥行き257mm×高さ25.4mm(突起部含まず)。

少し厚みがあるため、薄型のビジネスバッグだと収納がギリギリになるかもしれません。

持ち運ぶ前提で考えている方は、バッグのサイズを事前に確認しておくことをおすすめします。

着脱式バッテリー

バッテリーは着脱式。

仕様上の動作時間は約6.2時間とあまり長くないため、外出時はなるべくACアダプターを持ち歩きましょう。

2~3時間程度、事務作業で使うくらいならバッテリーだけで問題なさそうです。

パソコンの重量

重量は実測で約2.1kgでした。

15.6型のノートパソコンとしては標準的ですが、毎日持ち歩くとなると少々しんどい重さ。

ACアダプター

ACアダプター

ACアダプターは65Wのコンパクトなものが付属。

ACアダプターの重量

ACアダプター単体の重量は約350g。

パソコンを毎日持ち歩く人も、これだけACアダプターが小さいと助かります。

ラインナップ

m-Book Nシリーズのラインナップは以下の通り。

いずれも光学ドライブとGeForce MX250を搭載しています。

CPUメモリストレージOffice価格(税別)
Core i7-8550U8GB256GB M.2 SSD×99,800円〜
Core i7-8550U8GB256GB M.2 SSD118,800円〜
Core i7-8550U8GB256GB M.2 SSD
1TB HDD
×109,800円〜
Core i7-8550U8GB256GB M.2 SSD
1TB HDD
128,800円〜
Core i7-8550U16GB256GB M.2 SSD
1TB HDD
×124,800円〜
Core i7-8550U16GB256GB M.2 SSD
1TB HDD
143,800円〜

事務用途や動画視聴などの用途でしか使わないなら、メモリは8GBあれば十分。

普段から外付けHDDなどを使っているなら、最小限のストレージを搭載した最安モデルで問題ありません。

あとはOfficeの有無で選ぶだけ。

写真や動画の編集、軽めのゲームで遊んでみたい方はメモリ16GB搭載モデルがおすすめ。

メモリ16GB搭載モデルはブルーレイディスクの読み書きにも対応。

メモリやストレージ、光学ドライブなどはカスタマイズもできるため、予算や用途に合わせて最適なパソコンを選びましょう。

記載している価格および仕様は記事執筆時点のものです。

セールやキャンペーンを要チェック

マウスコンピューターのセール

マウスコンピューターでは定期的にセールや各種キャンペーンを開催しています。

人気モデルが大幅に値引きされたり、非常にお買い得です。

ただし、希望に合ったパソコンが安くなっているかは運次第。

パソコンの購入を検討している方は、こまめに公式サイトをチェックしましょう。

インターフェイス

ここからはインターフェイスを見ていきます。

右側面のインターフェイス
  • イヤホン
  • マイク
  • USB2.0 ×2
  • 光学ドライブ
  • セキュリティロック

最近は見かけることが少なくなってきた光学ドライブを標準搭載。

光学ドライブ

仕事で古いソフトを使っている方や、映画やアニメなどのDVD視聴でも役立ちます。

左側面のインターフェイス
  • 電源
  • VGA
  • LAN
  • HDMI
  • USB3.0
  • USB3.0 Type-C

外付けのモニターと接続するための各種端子は、本体左側に集中しています。

VGA端子を搭載したパソコンも年々減ってきているため、職場によっては重宝しそうです。

SDカードリーダー

本体下側にはSDカードリーダーもあります。

背面のインターフェイス

背面に端子類は何もありません。

キーボード

キーボード

キーボードはテンキーのある107キー日本語配列。

キーピッチは実測で約18mmと標準的で、キーストロークは約1.8mmとしっかりめ。

エンターキーまわり

テンキーがあるためか、右側のShiftキーはかなり狭くなっています。

タッチパッド

タッチパッドは分離型。

さらさらとした質感でスムーズに操作できます。

電源ボタン

電源ボタンは左上にあります。

バックライトは搭載されていないため、暗い部屋で作業するときはミスタイプに要注意。

ディスプレイ

ディスプレイ

ディスプレイは15.6型のフルHD(1,920×1,080)解像度。

最近はナローベゼル(狭額縁)のノートパソコンが増えてきていますが、m-Book Nのベゼルは分厚め。

蛍光灯などが映り込みにくいノングレア(つや消し)仕様なので、とても見やすいです。

タッチパネルには非対応。

最大開閉時

ディスプレイはここまで開きます。

ノートパソコンのスタンドに立てかけるときは、もう少し開いてほしいと感じるかもしれません。

色域はあまり広くない

色域のグラフ
ガンマカーブ

i1 Profilerでディスプレイの色域をチェックした結果は以下の通り。

mouse X5-Bの色域
  • sRGB比:60.7%
  • AdobeRGB比:45.2%

色域はあまり広くないものの、事務仕事などの用途であれば問題はありません。

肉眼で見る限り、普通にきれいです。

WebデザインやDTPなど、厳密な色管理が求められる業務で使うのはさすがに厳しいです。

クリエイティブ性能の検証

m-Book Nシリーズ

ここからはパソコンに負荷のかかる各種クリエイティブ用途で、m-Book N520XB-M2SH2の性能を検証しました。

Photoshop

Photoshop

まずは画像加工ソフトの代名詞的存在、Photoshopを試しました。

画像のトリミングや色味調整など、軽めの作業ならサクサク動かせます。

今回お借りしたモデルはメモリ16GB、GPUにGeForce MX250も搭載しているため、重めのレタッチでも十分使えそうです。

Lightroom

Lightroom

続いてLightroomでRAWデータの書き出し速度をチェックしました。

使用したのは有効画素数3,635万のニコンD810で撮影したRAWデータ100枚で、書き出しにかかった時間は4分33秒。

主なノートパソコン用CPUとスコアを比較すると以下の通り。

CPU別 RAW現像の処理速度
Core i7-8565U
3:24
Core i7-8550U
4:33
Core i5-8265U
5:09
Core i5-8200Y
6:44

Lightroomの書き出し速度は基本的にCPUの性能に比例するため、順当な結果といえそうです。

デスクトップパソコンのハイエンドクラスCPUだと、同データの書き出しに2分かかりません。

Lightroomの書き出し条件は以下で統一しています。

Lightroomの書き出し条件
画像形式JPEG
画質100
カラースペースsRGB
画像のサイズ未調整(撮影データそのまま)
解像度350
メタデータすべてのメタデータ
(人物情報や撮影場所の情報は削除)

Premiere pro

Premiere pro

Premiere Proで動画編集も試してみました。

不要なシーンをカットしたり、テロップや効果音を付けたり、動作が重くなることもなくスムーズに動かせました。

PhotoshopやLightroom以上に各種操作パネルで画面がごちゃつくため、15.6型のディスプレイも見やすくて便利です。

After effectで演出を作りこんだり、4K動画の編集も考えている方は、メモリを32GBまで増やすことも考えてみてください。

16GB→32GBへのアップグレードは+14,800円(税別)です。

4K動画の書き出し

4K動画の書き出しに、どれくらい時間がかかるか検証しました。

検証のために用意したのは、GoPro HERO7 Blackで撮影した4K 60fpsの動画データ。

書き出し条件とかかった時間は以下の通り。

H.264 Youtube 1080p FHD12:48
H.264 Youtube 2160p 4K UHD13:57

なかなか速いです。

一般的な薄型ノートパソコンだと、40分以上かかることも少なくありません。

動画の書き出し中はほかの作業も重くなるため、パソコンから離れるタイミングでやりましょう。

Illustrator

Illustrator

最後にIllustratorも動かしてみました。

ちょっとしたロゴを作ったり、名刺の印刷データを整えたりする程度ならサクサク動かせます。

今回試した限りでは、重めのデータも難なく動かせました。

ゲーム用途の性能チェック

m-Book Nシリーズ

ゲーム用途のパソコンではありませんが、参考までにベンチマークのスコアをご紹介します。

ベンチマーク結果

まずは定番のベンチマークソフトを走らせたところ、FF14は最高品質でもそれなりに動かせそうです。

ドラクエXも最高画質で「快適」という結果に。

グラフィック品質の設定は必要ですが、MMORPGなどの軽めのゲームならスムーズに遊べるでしょう。

FF14 漆黒の反逆者

FF14のベンチ-マーク
最高品質3838(快適)
高品質5479(とても快適)
標準品質8129(非常に快適)

ドラゴンクエストX

DQXベンチマーク
最高品質6893(快適)
標準品質7566(とても快適)
低品質8677(とても快適)

PUBG Liteの動作検証

PUBG Lite

ベンチマークを走らせるだけではなく、実際にゲームを動かしてみました。

検証で使用したのは、世界的に人気の高いバトルロイヤルゲームPUBGの軽量版「PUBG Lite」。

最高画質の「ウルトラ」に設定したところ、フレームレートは約60をキープできました。

カクつきはほとんどなく、スムーズに遊べます。

ちなみに画質を「中」や「高」に設定すればフレームレートは上がりますが、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzなので視覚的な変化はありません。

高フレームレートのヌルヌル動く感覚を味わいたい方は、ゲーミングモニターにつなげましょう。

m-Book N520XB-M2SH2 まとめ

m-Book N

最後にもう一度m-Book Nの特徴をおさらいします。

99,800円~の高コスパモデル

光学ドライブを標準搭載

ゲームも動かせる高性能GPU

持ち運びには少々大きい

光学ドライブを搭載していることもあって軽くてスリムなパソコンではないものの、据え置き型として使うにはとても便利な1台です。

プライベートでもテレビがない部屋でDVDを楽しんだり、ちょっとしたゲームで遊んだり、幅広く活躍してくれます。

手の届きやすい価格帯で万能に使えるノートパソコンを探している方は、m-Book Nシリーズを候補に入れてみてください。

\ハイスペックPCが大幅値引き!/

マウスコンピューターのセール

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