基礎知識

【初心者向け】ゲーミングPCの選び方で失敗しないための基礎知識

ゲーミングPCの選び方

オンラインゲームをはじめ、パソコンゲームに興味を持ち始めると、ゲーミングPCが気になってきますよね。

とはいえゲーミングPCは各社からさまざまなものが販売されていて、どれを選べばいいのか迷ってしまうのも無理はありません。

そこでこのページでは、パソコンにあまり詳しくない方にもわかりやすいように、ゲーミングPCを選ぶうえで知っておきたい基礎知識と主なメーカーの特徴について解説します。

ゲーミングPCの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

デル株式会社

一般的なPCとゲーミングPCのちがい

「今持ってるパソコンでオンラインゲームをやってみたい!」

と考えたことはありませんか?

残念ながら一般的なパソコンの場合、まともにゲームを動かせない可能性が高いです。

昨今のゲームは3D化されたものが多く、なかには実写とほとんど変わらないような世界観を楽しめるタイトルも少なくありません。

一例として、PCゲームでもトップクラスの人気を誇るCoD(Call of Duty)の最新版PVをご覧ください。

かつてのスーパーマリオブラザーズのようなゲームなら、数万円の格安パソコンでもそれなりに遊べるでしょう。

つまり最近の人気ゲームを楽しむためには、画像処理を高速化するための機能が必要なのです。

まずは一般的なパソコンとゲーム用のパソコンで何がちがうのかについて見ていきましょう。

GPU

一般的なパソコンとゲーミングPCのもっとも大きなちがいは、GPU(Graphic Processing Unit)の有無です。

一般的なパソコンにもCPUやマザーボードにGPUは搭載されていますが、あくまで基本的な性能しか備わっていません。

エクセルやワードで作業したり、ネットサーフィンをする程度なら十分ですが、本格的な3Dゲームを遊ぶにはスペックがまったく足らないのです。

無理に遊ぼうとした場合、動きがカクカクしたり、最悪の場合フリーズすることも。

ろくにゲームを楽しめませんよ。

画像処理専門の頭脳

GPUとは画像表示を専門に担う頭脳のこと。

3Dの場合、縦・横・奥行の位置情報を計算して表示したり、高画質映像を美しく滑らかに動かす役割を担っています。

GPUが高性能なほど、画像や映像を速く・そして美しく動かすことが可能です。

勘違いしやすいポイントとして、GPUにはさまざまな名称があるということ。

たとえば、グラフィックカードやビデオチップ、グラフィックスと呼ばれることもあります。

どれもGPUのことを指しているので、迷わないように気を付けましょう。

CPU

先ほどご紹介したCoDのような3Dゲームを快適に遊ぶためには、CPUも性能の高いものが必要になります。

GPUは画像処理専門の頭脳でしたが、CPU(Central Processing Unit)はパソコンの根幹を支える頭脳。

CPUに搭載されているコア数やクロック周波数によって一度に演算できる回数が決まり、演算できる回数が多ければ多いほど高速処理が可能になります。

テレビCMで「Intelはいってる♪」というフレーズを耳にしたことがありますよね?

CPUのメーカーは最大手のIntel社とAMDの2強時代となっていて、Intel社はCore iシリーズ、AMD社はRyzenシリーズをリリースしています。

Core iシリーズとRyzenのちがい

「Ryzenなんて聞いたことがない」という方も多いことでしょう。

知名度・シェアともにCPUの世界はIntel社が大きくリードしています。

家電量販店で販売されている一般的なWindows PCのCPUはほとんどがIntelです。

ゲーミングPCという点で見ても、Intel社のCore iシリーズが一歩リードしていますね。

AMDも高性能なCPUを数多くリリースしていますし、最近はコスパの良さから注目度も上がってきています。

とはいえ、Ryzenを搭載したPCのラインナップはまだまだ少ないのが現実。

Core iシリーズを大きく上回る性能をたたき出すこともあれば、Intelの下位モデルにすら負けるようなこともあったり、性能面でIntelに詰め寄るも一歩及ばない状況は続いています。

CPUについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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ストレージ

ストレージとは記憶容量のことで、ハードディスク(HDD)くらいはイメージがつくでしょうか。

一昔前のゲームなら必要な容量は1MB程度のものもありましたが、現在のゲームはグラフィックスの高品質化に伴い、1タイトルで100GBを超えるほど大容量化しています。

ストレージがいっぱいだと、そもそもゲームをインストールできませんし、大容量になるほどゲームの起動時間にも影響が出てきます。

HDDは価格が安く、1TB(1,000GB)や2TBのものを買っておけば容量がすぐにいっぱいになるということはないでしょう。

しかしながら、HDDは転送速度が遅いという致命的なデメリットがあり、起動時間や読み込みの遅さにストレスを感じる場面が増えることでしょう。

人気ゲームをスムーズに楽しみたいなら、ストレージにはSSDをおすすめします。

HDDと比べると価格は高いものの、転送速度は数倍以上に速まるため、予算に合わせて検討してみてください。

デュアルストレージも人気

HDDは安価だけど転送速度が遅く、SSDは転送速度は速いけど値段が高い。

相応のメリット・デメリットを払拭するために、最近はやっているのはSSDとHDDのデュアルストレージ。

頻繁に起動するソフトは転送速度の速いSSDに保存し、ゲームのログや保存データはHDDに保存すればお互いの良いところどりができます。

ストレージについて詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。

HDDとSSDのちがい
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メモリ

ゲーミングPCを選ぶうえで、メモリも重要なパーツのひとつ。

メモリが不足すると、ゲームの動作がカクカクしたり、ソフトウェアが起動できないなどの弊害が出てきます。

メモリは、CPUで使用したデータを一時的に記憶する役割を果たします。

メモリ容量に余裕があれば、複雑な処理(たとえば同時に複数のソフトウェアを使用するなど)にも対応可能です。

DDR4とDDR3のちがい

少しややこしい説明になりますが、メモリにはいくつかの規格があります。

2018年時点でのメモリの主流はDDR4と呼ばれる規格。

注意すべきは、規格によって互換性がないということ。

1世代前のDDR3であれば最近のゲーミングPCでも使えますが、将来的に使えなくなる可能性があります。

1年単位でパソコンを買い替えられる財力があるならまだしも、少なくとも2~3年は使うつもりなら最新規格のメモリ(2018年時点ではDDR4)を選びましょう。

16GBあればひとまず安心

「結局メモリは何GBあればいいの?」と疑問に思う方もいることでしょう。

必要となるメモリ容量はゲームの推奨環境によってさまざま。

ゲームの推奨スペックが8GBなら、ひとつ上の16GB、16GB必要ならば32GBがおすすめです。

2018年時点では、プレイ動画の配信や録画も含めて、メモリは16GBか32GBを選んでおけば問題ないでしょう。

容量が大きくなるほど値段も上がってしまいますが、最低でも8GBは必須と考えてください。

容量が決まったところで次は速度です。メモリにも速度(クロック周波数)があります。

速度が速い=転送速度が速いになるので、大容量でも速度が遅いとストレスがたまります。

現在はDDR4-2400(転送速度19.2GB/s)やDDR4-2666(転送速度21.3GB/s)が人気です。

パソコンのメモリとは
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GPU(グラフィックス)の種類と選び方

一般的なパソコンとゲーミングPCのもっとも大きな違いはGPUとご説明しました。

では具体的にどのGPUを選べばいいのかについて、詳しく見ていきましょう。

GeForceとRadeonのちがい

GPUを調べると出てくるのが、GeForceとRadeonというブランド。

GeForceはNVIDIA社製、RadeonはCPUのパートでご紹介したAMD社製のGPUです。

低価格品(3万円前後)のGPUだと処理速度に大きな差はありませんが、ミドルクラス以上(6万円前後)になるとGeForceの方が高性能(処理速度が高い)ですね。

また消費電力を比較してもGeForceの方が低く、ランニングコスト面でも有利といえます。

そのため、現在のゲーミングPCはGeForceを搭載しているものがほとんどです。

Radeonはマイニング効率が良いので、アニメや動画を見る目的で使用されたりしています。

GeForceの主なラインナップ

GeForceのGPUはさまざな商品がラインナップされています。

大きくは10シリーズと20シリーズに分かれていて、数字が大きくなるほど価格・性能ともにアップします。

2018年12月時点の主なラインナップを整理しました。

10シリーズ
  • GTX1080:ハイエンド
  • GTX1070:ミドルクラス
  • GTX1060:ミドルクラス
  • GTX1050:エントリークラス

10万円前後で買えるゲーミングPCの入門機だと、エントリークラスのGTX1050を搭載したものが多いです。

MX150というより安価なモデルもありますが、パソコンでゲームをするならGTX1050以上は必須と考えてください。

20シリーズ
  • RTX2080:ハイエンド
  • RTX2070:ミドルクラス

ゲーミングPCのハイエンドモデルだと、20シリーズを搭載しているものが多いですね。

RTX2080は単体で10万円を超える非常に高価・高性能なGPUです。

GeForceのTiやMAX-Qとは

エントリークラスのゲーミングノートには、GTX1050 Tiを搭載しているモデルも多いです。

「Ti」というのは性能がアップしたモデルのことで、GTX1080 TiやRTX2080 Tiなども販売されています。

また、ゲーミングノートのなかにはGTX1070 Max-Q(with Max-Q Designと表記されることもある)というGPUを搭載していることも。

「Max-Q」はノートパソコン専用のGPUで、消費電力や発熱を最小限に抑えるために通常モデルより性能が若干下がります。

もうひとつ、「SLI」というGPUを2基搭載するモデルもありますが、初心者向けではないため今は無視してもよいでしょう。

4Kディスプレイで最新の3Dゲームをヌルヌル動かすときに、SLIが必要だったりします。

Quadroは主に業務用途

多くのゲーミングPCに搭載されているGeForceはNVIDIA社製とご説明しましたが、GeForce以外にQuadroというブランドも展開しています。

GeForceは3Dゲーム専用といってもいいくらい人気が高く、多くのゲームもGeForceを想定して開発されているため相性は抜群。

一方、QuadroはCADや3D動画編集などに特化しており、クリエイター向けの業務用GPUという位置づけです。

CADの世界では他の追随を許さないQuadroではあるものの、業務用がメインということもあって値段が非常に高いという特徴もあります。

ゲームごとに推奨環境が異なる

GeForceの主なラインナップをご紹介しましたが、どれを選べばいいのか迷いますよね。

高性能なGPUを選んだほうが遊べるゲームの幅は広がるものの、予算にも限度があります。

GPUを選ぶときは、ゲームの推奨環境をチェックすることが大切。

ゲームによって推奨環境はさまざまなので、あらかじめ確認しておかないと、せっかくゲーミングPCを買ったのにスペックが足らなくて快適に遊べないという最悪な状況に陥ります。

ここでは有名かつ人気の高いパソコンゲームの推奨スペックを一部ご紹介します。

Call of Duty Black Ops 4

冒頭でもご紹介したパソコンゲームでもトップクラスの人気を誇るCoD最新作の推奨環境は以下の通り。

OSWindows10 64ビット 以上
CPUCore i5-2500K 以上
GPUGTX 1060 6GB 以上
メモリ12GB 以上

ストレージ容量については公式サイトに記載がないものの、50GB前後は必要になるものと思われます。

Battlefield V

CoDと同じくらい人気の高いBattlefieldの最新作も、かなり高めのスペックを要求しています。

OSWindows10 64ビット 以上
CPUCore i7-4790 以上
GPUGTX 1060 6GB 以上
メモリ12GB 以上
ストレージ50GB 以上

推奨環境を満たすのが難しそうであれば、パソコンのスペックに合わせて画質を落とす必要があります。

PUBG(PLAYER UNKNOWN’S BATTLE GROUNDS)

モバイル版も人気の高いPUBGですが、こちらも推奨スペックはそこそこ高めです。

OSWindows7 64ビット 以上
CPUCore i5-8400 以上
GPUGTX 1060 3GB 以上
メモリ8GB 以上
ストレージ30GB 以上

当サイト管理人の私もプレイしていますが、さっぱり勝てません・・・

ストリートファイターV

格闘ゲームの代表的存在、ストリートファイターVの推奨環境は比較的低めです。

OSWindows7 64ビット 以上
CPUCore i5-4690K 以上
GPUGTX 960 以上
メモリ8GB 以上

エントリークラスのゲーミングノートでも十分動かせるスペックです。

ファイナルファンタジーXV

RPGの代表的タイトル、ファイナルファンタジー最新版は非常に重いと有名です。

OSWindows7 64ビット 以上
CPUCore i7-3770 以上
GPUGTX 1060 6GB 以上
メモリ16GB 以上
ストレージ100GB 以上

高画質で遊びたいなら相応の出費を覚悟するか、パソコンのスペックに合わせて画質を落とす必要がありますね。

ゲーミングPC購入時に注意すべきこと

主なゲームの推奨スペックがわかったところで、ゲーミングPCを買うときの注意点について見ていきましょう。

Mac対応のゲームは少ない

まず大前提として、パソコンでゲームをするならWindowsを選びましょう。

Macで遊べるゲームもありますが、人気の高いオンラインゲームのほとんどはWindowsにしか対応していないのです。

Boot CampなどでMacにWindows環境をインストールすることはできても、GeForceのGPUは搭載されていません。

外付けのGPUなども販売されていますが、初心者には少々荷が重いです。

ゲームをするならWindowsのパソコン、と考えてください。

量販店で取り扱いが少ない

パソコンを買うなら、あなたはどこで買いますか?

Amazonなどのネットショッピングを利用する方も多いと思いますが、ヤマダ電機やビックカメラなどの大型量販店を利用する方も多いでしょう。

ここで注意したいのは、ゲーミングPCは家電量販店での取り扱いが非常に少ないということ。

主要駅に隣接した大型店舗をはじめ、東京の秋葉原、大阪の日本橋などに行けば、ゲーミングPC専門の売り場が設けられていたりしますが、取り扱っているブランドが限られていることも。

さらに、先ほどもご紹介したようにゲームによって求められるスペックは変わるため、市販のパソコンだとぴったりのものが見つかりづらいというデメリットもあります。

ゲーミングPCを買うときは、パーツ構成(GPUやメモリ、CPU、ストレージなど)をカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコンがおすすめ。

BTOパソコンなら予算や用途に合わせて必要なスペックを調整できるので、オンラインゲームとの相性は抜群です。

BTOパソコンはすぐ届かない

用途に合わせてカスタマイズできるのはBTOパソコン最大のメリットですが、すぐに手元に届かないというデメリットもあります。

家電量販店ならその場でパソコンを買って、すぐに持ち帰れますよね。

BTOの場合、注文内容に合わせてパーツを組み合わせたり、動作確認も実施するため、どうしても手元に届くまで時間がかかります。

メーカーによって差はあるものの、おおよそ1週間前後かかると考えてください。

「すぐにゲーミングPCが欲しい!」

という方は、即納モデルを探してみることをおすすめします。

クリエイターPCとのちがい

BTOパソコンについて調べていくと、クリエイターPCの存在に気づきます。

クリエイターPCとは、主にフォトグラファーやイラストレーター、動画編集などに用いられるパソコンのことで、ゲーミングPCと同じくハイスペックなパーツを搭載しているのが特徴です。

ゲーミングPCと同じくGeForceのGPUを搭載したものもありますが、Quadro搭載モデルはゲームに向かないので注意してください。

また、クリエイターPCでもメモリやCPUの重要度が高いという点は共通ですが、PCケースのデザインは大きく異なります。

ゲーミングPCはインパクトの強いデザインが多いなか、クリエイターPCは落ち着いたものが多いです。

ゲーム用のパソコンであることを隠したくて、あえてクリエイターPCを選ぶという選択肢もありそうですね。

クリエイターPCについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

クリエイターPCの選び方
クリエイターPCの選び方と購入時の注意点|各メーカーの特徴を解説パソコンってたくさんありますよね。 大型のデスクトップパソコンから持ち運びに便利なタブレットタイプ、最新のオンラインゲームも楽しめ...

ノートかデスクトップか

ノートかデスクトップかで迷う人も多いですね。

昔ほど性能に対する価格差はないものの、拡張性や静穏性などを考えるとデスクトップに軍配があがります。

ただし、当然のことながらデスクトップは持ち運べません。

ディスプレイやキーボードも別途購入する必要があるため、パソコン以外にかかる費用も考えておきましょう。

一方、ゲーミングノートならベッドの上で寝転がりながらゲームをしたり、リビングに移動して遊んだり、どこでも遊べるのが魅力。

持ち運べるといっても、一般的なノートパソコンよりはるかに大きくて重たい点に要注意です。

もっとも人気が高いのは15.6型ですが、ものによってはカバンに入りきらないことも。

ハイスペックなGPUを搭載したモデルだと17.3型になりますが、持ち運ぶのはとても大変ですよ。

パソコンの周辺環境も大事

パソコンでゲームをするなら、周辺環境も整える必要があります。

一度に全部をそろえる必要はないものの、ゲームをやりこんでいくほど以下のようなものが欲しくなっていきます。

ゲーミングPCの周辺機器
  • ゲーミングモニター
  • ゲーミングキーボード
  • ゲーミングマウス
  • ゲーミングヘッドセット
  • 各種コントローラー など

それぞれ一般的なものと何がどうちがうのか、ポイントを絞ってご説明します。

ゲーミングモニター

一般的なモニターでもパソコンゲームは十分遊べますが、本気でゲームをやるならゲーミングモニターを使いましょう。

ゲーミングモニターを買うときに注目したいのは、応答速度とリフレッシュノート。

応答速度1msで、リフレッシュレートが144Hz以上あれば、ほとんどのゲームは快適に遊べますよ。

レーシングゲームなどで重宝する湾曲モニターや、よりキレイなビジュアルを楽しめる4K対応のゲーミングモニターなども販売されています。

ただし、4Kでゲームをヌルヌル動かすとなるとGTX1080以上が必須。

モニターだけが4Kに対応していても意味がありませんので、パソコンのスペックに合わせてモニターも選びましょう。

ゲーミングキーボード

PRO G-PKB-001のキー配列

CoDやPUBGなどをプレイするなら、ゲーミングキーボードも必要。

複数キーの同時押しに対応している点や、Windowsキーなどの無効化、ゲームに合わせてバックライトを設定できるなどの特徴があります。

たとえばPUBGだと、Wキー(前進)を押したままでShiftキー(走る)とスペース(ジャンプ)を同時に押す場面が多々あります。

私はAmazonで安くなっていたロジクールのPRO G-PKB-001を買いました。

ロジクール PRO G-PKB-001
ロジクールPRO G-PKB-001レビュー|テンキーレスのゲーミングキーボードロジクールPRO G-PKB-001というテンキーレスのゲーミングキーボードを購入しました。 仕事にも使えそうなゲーミングキーボー...

ゲーミングマウス

ゲーミングマウス

キーボードを購入するなら、マウスもゲーム用途のものを買いましょう。

マウスを動かしたときの反応速度を細かく調整できたり、各ボタンに特定機能を割り当てることも可能です。

私の場合、PUBGをプレイするときは反応速度を上げて、仕事のときはカーソルが速く動きすぎるので反応速度を落としています。

さらに、マウス左側のボタンに「しゃがむ」と「伏せる」を割り当てています。

さまざまなゲーミングマウスが販売されているので、まずは気になったものを試してみてください。

ゲーミングヘッドセット

ゲーミングヘッドセット

ヘッドセットとは、ヘッドフォンとマイクがセットになったもの。

友人と一緒にCoDをプレイするときなど、ヘッドセットのマイクからボイスチャットを楽しめます。

また、PUBGなどのゲームは銃声や足音を聞き分けることが非常に重要です。

一般的なイヤホンだと、どこから足音がなっているか特定できないため、ほかのプレイヤーのカモにされますよ。

各種コントローラー

Xbox Oneコントローラー

キーボードとマウスでゲームをすることに慣れない方は、各種コントローラーもそろえましょう。

パソコン用のゲームコントローラーは各種販売されていますが、XBox One用のコントローラーを選んでおけば間違いありません。

無線か有線かはお好みで。

私は電池交換が面倒くさいことと、そこまで画面から離れることがないため、有線コントローラーを使っています。

また、ストリートファイターなどの格闘ゲームだとアーケードコントローラー(通称:アケコン)が有名ですよね。

やりたいゲームに合わせて、最適な環境を整えていくのも楽しいですよ。

性能と価格は比例する

最後にもうひとつ、パソコンのゲームはお金がかかります。

たとえば据え置き型のSwitchやプレイステーションであれば、5万円もあれば一通りのものは揃えられます。

一方、パソコンの場合、5万円ではエントリーモデルすら変えません。

ゲーミングノートの入門機でも10万円~が目安です。

さらに、キーボードやマウスなども揃えるとなると、プラス2~3万円は覚悟しましょう。

ゲーミングPCは性能をあげればあげるほど価格も高くなるので、長く・快適にゲームを遊びたいならコツコツお金を貯めるしかありません。

中古のパソコンはおすすめしません

「ゲーミングPCは高いから、中古で良いものを買いたい」

と考える人もいるかもしれません。

ただ、初心者がゲーミングPCの中古品に手を出すのは止めておきましょう。

たとえば、CPUがCore i7でも世代や型番によってスペックは大きく変わりますし、各パーツの耐久性の問題もあります。

中古PCは保証期間が切れているものも多く、修理代で結局お金がかかるケースも少なくありません。

ある程度パソコンの知識があって、壊れても自分で何とかできるなら信頼できるショップで買ってみてもよいでしょう。

ゲーミングPCのおすすめカスタマイズ

BTOパソコンメーカーのWebサイトを見てみると、CPUやGPU、メモリ以外にもカスタマイズできることに気づきます。

主にデスクトップ向けになりますが、ゲームを快適に動かすために知っておきたいポイントについて簡単にご説明します。

電源

まずは電源です。

「えっ? なぜ電源が重要なの?」と思われた方も多いことでしょう。

でも冷静に考えてみてください、パソコンは電気で動く機械です。

電気の流れが不安定になると、当然パソコンの動作も不安定になりますし、万が一定格以上の電流が流れるとパーツが破損することも。

また、電源は発熱源になるため、パソコン内部に熱を持ってしまいます。

変換効率の悪い電源は、より発熱量が多くなります。

そのため変換効率が最低で60%以上、可能なら80%以上の電源を選びましょう。

冷却方法

ゲーミングPCは冷却も重要です。

先ほどもご説明した電源をはじめ、CPUやGPUもゲーム起動中はどんどん温度が上がっていきます。

適切に冷却できないとオーバーヒートしてしまい、本来の性能を発揮できなくなるのです。

パソコンの冷却方法は「空冷」と「水冷」の2種類あり、ほとんどのパソコンは空冷で冷却しています。

空冷はヒートシンクで熱を吸い取り、ヒートパイプなどを通して放熱フィンに移動させ、放熱させる仕組みです。

一方、水冷は冷却水が発熱源から熱を吸収、ポンプによってラジエーターに送られ、そこで冷却ファンによって放熱、冷やされた冷却水は再度発熱源に戻る構造になっています。

水冷は音も静かで冷却性能に優れていますが、空冷と比べて高価になることや比較的大きなスペースも必要です。

空冷はヒートパイプをうまく配置できれば低価格で高効率な排熱ができますが、スペースによっては単に風を当てるだけなどになって冷却性能が落ちてしまいます。

また、ホコリなどによって空気の流れが遮断されると、冷却性能がおちるという特徴も持っています。

CPUグリス

「CPUにグリス・・・?」と思った方も多そうですね。

CPUを冷やすための放熱フィンと、CPUはどちらも金属の筐体でできています。

金属と金属はぴったり接触しているようでも、ミクロにみると隙間だらけ。

隙間=空気層になり、対流のない空気層は冷却効率が低く、CPUの熱が放熱フィン側に逃げられなくなります。

そこで活躍するのがCPUグリス。

CPUグリスは熱伝導グリスともよばれ、微小な金属粉を含んでいます。

金属を含んだグリスが隙間を埋めることで空気層をなくし、CPUの熱を効率的に放熱フィンに逃がしてくれます。

グリスはそこまで高価なものではないため、なるべく良いものを選んでおきましょう。

ただし、グリスは時間の経過とともに劣化して、最終的にはパリパリになってしまいます。

そのため、1~3年に一回はグリスアップ(グリスを再度塗布する)を行うことをおすすめします。

ゲーミングPCを取り扱う主なメーカー

ここからはゲーミングPCを取り扱う主なメーカーの特徴について見ていきます。

実際に購入するときはスペックと価格だけではなく、サポート対応や納期なども見るようにしましょう。

ALIENWARE(DELL)

DELL

一般用PCでもかなり知名度の高いDELLは、ゲーミングPCとしてALIENWAREというブランドを展開しています。

HIKAKINが使っているパソコンとしても有名ですね。

有機ELディスプレイやディスプレイのリフレッシュレートの高速化(120Hz)などゲームにとって重要な表示部にも力をいれており、うたい文句は「災害級の高性能」。

デザインが独特な点と、同じようなスペックで比べたときに値段が高めなので、好みは分かれるところでしょう。

ALIENWAREについて詳しく見る

OMEN(HP)

OMEN

HPもOMENというブランドでゲーミングPCを展開しています。

キーボードやマウス、ヘッドセットなど、ゲーミングアクセサリーまで充実のラインナップ。

キューブ型のデスクトップなど、個性の強いパソコンが欲しい方にもおすすめです。

OMENについて詳しく見る

Pavilion Gaming 15レビュー

HP Pavilion Gaming 15

HPはOMEN以外にPavilion Gamingというエントリークラスのゲーミングノートも販売しています。

詳しいレビューを別途まとめているので、こちらの記事もあわせてご覧ください。

HP Pavilion Gaming 15レビュー
HP Pavilion Gaming 15レビュー!コスパの良いゲーミングノートヒューレットパッカード(以下HP)のゲーミングノート、Pavilion Gaming 15をレビューする機会をいただきました。 1...

Predator(Acer)

プレデター

低価格なパソコンで有名なAcerも、PredatorというブランドでゲーミングPCを展開しています。

最近は戦車のキャタピラーのような、メカメカしい外観のゲーミングPCを発売して話題になりました。

内部の構成は他のメーカーと大きな差はないものの、なんといってもその外観が個性的です。

Predatorについて詳しく見る

Lenovo Legion(レノボ)

レノボ

レノボのゲーミングPCはLenovo Legionというブランド名。

一般用のパソコンでもレノボは低価格路線ですが、ゲーミングPCも同じように10万円前後と低価格な商品を展開。

CPUとGPUも2大メーカーそれぞれから選べるところも人気のポイントです。

Legionについて詳しく見る

ROG(ASUS)

ASUS

ASUSもゲーミングPCを供給しています。

4Kモニターを搭載するなど表示系にも力を入れてますし、マザーボードメーカーである強みも存分に発揮されています。

ただし、「サポートがあまり良くない」といった声もネット上に散見されるので、サポート力を重視する方はきちんと見極めましょう。

ROGについて詳しく見る

G-Tune(マウスコンピューター)

G-Tune

乃木坂46のテレビCMでおなじみのマウスコンピューターは、G-TuneというブランドでゲーミングPCを販売。

カスタマイズ可能な項目が多いことと、サポートは24時間365日対応なので、ゲーミングPCを初めて買う方におすすめ。

東京の秋葉原をはじめ、大阪や福岡などの主要都市には直営店舗も構えているため、お近くにお住まいの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

G-tuneについて詳しく見る

NEXTGEAR-NOTE i5330レビュー

NEXTGEAR-NOTE i5330のたたずまい

G-Tuneのエントリークラスにあたるゲーミングノート、NEXTGEAR-NOTE i5330をお借りしました。

入門機にぴったりのモデルなので、以下のレビュー記事も合わせてチェックしてみてください。

NEXTGEAR-NOTE i5330
NEXTGEAR-NOTE i5330レビュー|PCゲーム入門機にぴったりマウスコンピューターの手掛けるゲーミングノート、NEXTGEAR-NOTE i5330シリーズをお借りしました。 G-Tuneのゲ...

LEVEL∞(パソコン工房)

パソコン工房

パソコン工房は全国各地に店舗を展開しているのが最大の魅力。

ゲーミングPCはLEVEL∞というブランドで展開しており、コスパが高いと評判です。

プロゲーミングチームやゲーミング大会とのコラボパソコンを多数リリースしているのも特徴のひとつ。

LEVEL∞について詳しく見る

GALLERIA(ドスパラ)

ガレリア

ゲーミングPCといえば、自作PCやパーツなどで有名なドスパラも忘れてはいけません。

秋葉原の店舗に行くと、マニアックなパーツまで何でもそろいます。

店員さんの知識もかなりのレベルなので、詳しい人にいろいろ教えてもらいたい人におすすめです。

GALLERIAについて詳しく見る

G-GEAR(ツクモ)

ツクモ

ツクモのゲーミングPCは、2012~2017年までイードという企業が行っているゲーミングPCアワードのデスクトップ部門で最優秀賞を受賞しています。

ユーザー満足度の高さが最大の魅力といえるでしょう。

ただし、最小構成であれば安価ですが、カスタマイズ前提の構成になっているため、最終的にそれなりの価格になる点に注意です。

G-GEARについて詳しく見る

MSI

MSI

ゲーミングノートでシェアを伸ばしているのがMSIです。

おしゃれで薄型・軽量のゲーミングノートに強く、大型スピーカーの搭載や金メッキのオーディオジャックなど細部までこだわって作られています。

小型化を実現しているがゆえに他メーカーより少々値段は高めですが、価格に見合った満足度を得られるでしょう。

MSIについて詳しく見る

管理人愛用のGS65 Stealth Thin

GS65 Stealth Thin

当サイト管理人はMSIのGS65 Stealth Thinというモデルを愛用しています。

GPUにGTX1060を搭載した薄型のゲーミングノートで、ゲーム以外の用途でも大活躍。

持ち運びやすいゲーミングノートを探すなら、要チェックですよ。

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GS65 Stealth Thin 8REレビュー|薄型軽量なゲーミングノートMSIのゲーミングノート、GS65 Stealth Thin 8REを買いました。 約2年半、MacBook ProをメインPCと...

好きなゲームに合わせてパソコンを選ぼう

ご紹介したように、ゲーミングPCは多くのメーカーから販売されています。

CPUやGPUなどの基本的なスペックが同じでも、デザインやキーボードの配列、モニター性能や保証年数などは各社さまざま。

まずはやってみたいゲームの推奨環境を調べて、必要なスペックと予算に合わせて絞り込んでいくと失敗しませんよ。

予算に余裕があるなら、CPUとGPUはできるだけハイスペックなものを選んでおくことをおすすめします。

最高画質でゲームを遊べますし、今後新しいゲームが出たときもパソコンを買い替える必要なく遊べるでしょう。

希望に合ったゲーミングPCを見つけてくださいね。

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