基礎知識

ドスパラとマウスコンピューターのゲーミングパソコンを比較

マウスコンピューターとドスパラの比較

BTOパソコンの大手といえば、ドスパラとマウスコンピューターは外せません。

ゲーミングパソコン初心者でも、ドスパラという名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

マウスコンピューターも乃木坂46などのCMで知名度抜群ですね。

このページでは両社をさまざまな角度から掘り下げて、ちがいを比較します。

「ゲーミングパソコンを買いたいけど、マウスとドスパラどっちにしよう・・・」

と迷ったときは、ぜひ参考にしてください。

会社概要やサポート対応の比較

まずはドスパラとマウスコンピューターの基本情報をはじめ、サポート対応や納品日数などをチェック見ていきましょう。

会社概要

ドスパラという名称はあくまでブランド名で、運営元の企業は株式会社サードウェーブ

1984年、秋葉原の電気街に新しいデジタルライフを提案、情報化社会をより良くしていくことを目指して設立されました。

以来、パソコン業界がめまぐるしく変化していく中で、様々な顧客のニーズに対応しながら、常に安定した評価を獲得しています。

2017年7末の従業員数は565名。

マウスコンピューターは2006年に「MCJグループ」の一角として設立。

社名の由来は、人とパソコンを結びつけている「マウス」が由来。

つまり、パソコンのマウスのように人とパソコンの橋渡しを行い、世の中のニーズに合わせて快適なパソコン環境づくりを目指しているそうです。

BTOパソコンという受注生産のイメージを変えるべく、徹底したサポート体制が特徴。

従業員数は2018年3月2020名です。

全国の店舗数

ドスパラの全国店舗数は21店舗。

札幌、仙台にそれぞれ1店舗、それから関東に11店舗、東海北陸地方に4店舗、関西地方に3店舗、中国地方に1店舗、九州地方に1店舗を展開しています。

マウスコンピューターはネット販売に力を入れているのか、全国で7店舗と少なめ。

ゲーミングPC専門の「G-Tuneガレージ」も、秋葉原と大阪に2店舗展開しています。

JR山手線の渋谷駅ホームに「マウスダイナー」という期間限定のショップを出店したこともありました。

両社が展開する主なブランド

ドスパラもマウスコンピューターも、デスクトップ、ノート、ゲーム、クリエイターのそれぞれのタイプのPCでブランドを展開しています。

ドスパラは「GALLERIA(ガレリア)」がゲーミングブランドとして有名です。

ガレリア

一般的なデスクトップパソコンだと「Magnate」シリーズ、ノートでは「Dignnos」シリーズ。

クリエイターパソコンとしては「raytrek(レイトレック)」というブランドも展開しています。

一方、マウスコンピューターのゲーミングブランドは「G-tune」を展開。

G-Tune

一般的なパソコンは「Mouse」、法人向けだと「MousePro」、クリエイターパソコンは「DAIV」というブランドを展開しています。

DAIVについては以下の記事で詳しく解説しているので、クリエイターパソコンにも興味がある方はあわせてご覧ください。

DAIVがおすすめな理由
DAIVのおすすめモデルや評判を調査!購入時に注意すべき点マウスコンピューターのDAIVをいくつか試してみたところ、クリエイターにとって使いやすいのは事実。しかし購入前に知っておくべき注意点もあります。このページはDAIVの魅力と注意点について解説。パソコンの買い替えを検討中の方は、ぜひご覧ください。...

プロモーションのちがい

プロモーションに関しては、やはり大人気アイドルの「乃木坂46」を起用するマウスコンピューターの印象が強そうですね。

テレビをはじめ、Youtubeや各種ネットメディアでもよく目にしますよね。

10代後半~20代男性へのプロモーションに力を入れているのでしょう。

しかしドスパラも負けていません。

ゲーム好きタレントとして有名なケインコスギさんを起用し、Twitterの投稿キャンペーンなどのプロモーションを展開しています。

両社のプロモーションを比較すると、マウスコンピューターのメインターゲットは初心者やライトユーザー、ドスパラは本気のゲーマーを意識しているように思えますね。

とくにケインコスギさんは相当ガチなゲーマーとして有名ですから、毎日何時間もゲームに没頭している層には広告効果が高いことでしょう。

新商品リリースの速さ

新商品をリリースするスピードという点ではドスパラが圧倒的に速いです。

RTX20シリーズが発表されたときや、GTX1660やGTX1650がリリースされたときも、ドスパラは即座に新パーツ搭載モデルを発表していました。

「ほかの人より早く、最新CPU、グラフィックスを搭載したモデルが欲しい!」

という方にとって、ドスパラは有力候補になるでしょう。

一方でマウスコンピューターは、商品開発にじっくり時間をかけてから販売している印象が強いです。

「BTOパソコンって、CPUやグラフィックスを交換するだけでしょ」

と思っている方も多いですが、同スペックのパーツでもメーカーによって相性の善し悪しがあるため、きちんと検証してからでないと販売できないんです。

サポートや保証サービス

どちらも大手BTOパソコンメーカーなだけあって、サポート体制は堅牢で確実なもの体制が敷かれています。

ドスパラは、コールセンターが生産ラインの近くに作られ、意見をすぐに工場に反映可能にしています。

平日は9時から21時まで、土日祝日でも10時から18時まで、電話やFAXメールなどで、ご購入前の問い合わせから、注文後のサポートまでしっかりと行われています。

しかしながら同じように国内生産を行っているマウスコンピューターはさらにその上をいき、365日24時間のサポート対応。

さらに4日以内(96時間)で修理を完了させる(一部例外あり)迅速な修理体制も特徴です。

以前、マウスコンピューターの飯山事業所を見学してきたので、「本当に国内で作ってるの?」と気になる方はこちらの記事もご覧ください。

マウスコンピューターの工場
なぜマウスコンピューターは国内生産?飯山工場を見学してきたコスパの良いパソコンを数多く販売するマウスコンピューター。「これだけ安いから海外で作ってるんだろう」と思い込んでいたのですが実は国内生産。マウスコンピューターのパソコンがどのように生み出されているのか、長野県の飯山工場へ見学にいってきました。...

納品にかかる日数

サポート体制の充実ぶりではマウスコンピューターに軍配が上がりますが、納品までのスピードではドスパラが勝っています。

ドスパラの場合、構成をカスタマイズしなければ基本的に即日出荷、カスタマイズした場合でも最短翌日には出荷されます。

一方でマウスコンピューターの場合、注文から納品まで基本的に3~4営業日ぐらいかかります。

営業日でのカウントとなるため、発注のタイミングによっては1週間ほど待つこともあるでしょう。

支払方法の選択

支払い方法については、ドスパラとマウスコンピューターで大きな差はありません。

両社とも通信販売をメインとしているため、幅広い支払い方法が準備されています。

クレジットカードや分割払い、代金引換、銀行振込、ペイジー決済。

カードを作らなくても分割払いができる「ショッピングクレジット」もインターネットの申し込みで書類なしで可能。

最大でも翌日までには審査が完了するので、とても便利です。

搭載されているパーツのちがい

BTO(受注生産)を主体としているドスパラとマウスコンピューターでは、使われているパーツのちがいも重要なポイントのひとつ。

ここからは両社のパーツについても比較していきますが、CPUやメモリ、ストレージについては大きな差がありません。

注目すべきは以下の4点。

  • マザーボード
  • グラフィックカード
  • 電源ユニット
  • PCケース

それぞれ順にみていきましょう。

マザーボード

ドスパラのマザーボードメーカーはASRockやASUSの製品が多いようです。

一方でマウスコンピューターのマザーボードはMSIのOEMマザーボードが採用されていることが多いです。

また、ドスパラはマザーボードのドライバーディスクが付属していますが、マウスコンピューターはサイトからのダウンロードや専用アプリからドライバーディスクを作成して利用する形を取っています。

生産時期やモデルによってメーカーが異なる場合があります。

グラフィックカード

マウスコンピューターが使用していたGPU

ゲーミングパソコンにとって「グラフィックカード(GPU)」はとても重要なパーツのひとつ。

ドスパラはミドルレンジからハイエンドまで、「Palit」のGPUを採用しているようです。

一方でマウスコンピューターはMSIやZOTACのGPUを採用している傾向があります。

以前お借りしたモデルに搭載されていたGTX1050はサムスン製でした。

GPUメーカーの例

電源ユニット

ゲーミングパソコンは一般的なパソコンと比べて消費電力が高いのも特徴です。

したがって電源ユニットも重要なパーツのひとつ。

ドスパラのミドルレンジのパソコンは、標準仕様だと80PlusのBronze認証の電源を搭載していることが多いです。

ドスパラのカスタマイズ画面

予算に余裕があるなら、長く安全にパソコンを使えるように電源にはお金をかけておきましょう。

一方でマウスコンピューターは80Plus Silver認証の電源が多いですね。

マウスコンピューターの場合、電源ユニットのメーカーを隠す傾向がある点に要注意。

マウスコンピューターのカスタマイズ画面

どこのメーカーの電源なのか明確な記載がなく、ドスパラと比べてカスタマイズ画面で選べる電源も少なめです。

パソコンケース

ドスパラのオリジナルケースはシンプルなデザインで拡張性の高さが評判です。

コストダウンのためかパソコンケースのデザインは統一されていて、いくつかの種類を選ぶことはできません。

マウスコンピューターは数種類のケースを展開しており、ハイエンドクラスのi1640シリーズならパソコン内部が見える強化ガラスモデルも選択可能です。

MASTERPIECE i1640の外観

拡張性の高さではドスパラ、デザイン性の高さはマウスコンピューターが勝っているといえるでしょう。

見た目でパソコンを選ぶのも間違いではありませんよ。

おすすめゲーミングパソコン

ここからはマウスコンピューターとドスパラが実際にどんなゲーミングパソコンを販売しているのかをご紹介します。

お手頃なエントリークラスからミドルクラス、ゲーミングノートの3つに分けて同価格帯のパソコンで比較しました。

NEXTGEAR-MICRO im610SA1-SP-C

NEXTGEAR-MICRO im610SA1-SP-C

マウスコンピューターのゲーミングパソコンでお手軽なモデルとしては、NEXTGEAR-MICRO im610SA1-SP-Cがあります。

主なスペックは以下の通り。

CPUCore i7-8700
GPUGTX1060
メモリ16GB
ストレージ240GB SSD
1TB HDD
価格124,800円~

CPUは第8世代のCore i7ですが、余程のことがない限りスペック不足を感じることはないでしょう。

グラフィックスはミドルクラスのGTX1060を搭載、フルHDの解像度で幅広いゲームを楽しめます。

メモリも16GB搭載していますし、ストレージもSSDとHDDのデュアル仕様と安心です。

PCケースはミニタワーですが、排熱性能や拡張性、機能性どれをとってもミドルタワーと比べても遜色ありません。

13万円前後で買えるモデルとしては、コスパ抜群です。

最新価格を確認する

GALLERIA XT

GALLERIA XT

ドスパラでお買い得なゲーミングパソコンといえば、GALLERIA XTですね。

ドスパラの人気ランキングでも2位に輝くほど、人気の高いモデルです。

CPUCore i7-8700
GPUGTX1660Ti
メモリ8GB
ストレージ500GB SSD
1TB HDD
価格129,980円~

第8世代のCore i7とミドルクラスの最新グラフィックス、GTX1660Tiを搭載。

ストレージもたっぷりですが、メモリ8GBという点が気になるところ。

PUBGやバトルフィールドVなど、最近の人気ゲームは10GB以上のメモリを必要とするタイトルが増えています。

予算に余裕があれば、オプションでメモリを16GBにしておきましょう。

PCケースには追加ファンを搭載できるスペースが用意されているため、カスタマイズ性も十分。

パソコンの自作やカスタマイズに興味がある方にもおすすめです。

最新価格を確認する

NEXTGEAR-MICRO am550GA3

NEXTGEAR-MICRO am550GA3

続いて20万円前後で買えるミドルクラスのゲーミングパソコンで、コスパが高いモデルをご紹介します。

マウスコンピューターだと、NEXTGEAR-MICRO am550GA3がおすすめ。

CPURyzen7 2700
GPURTX2070
メモリ16GB
ストレージ240GB SSD
1TB HDD
価格194,800円~

リアルタイムレイトレーシングに対応したRTX2070を搭載しながら、CPUにRyzen7 2700を搭載することでコストダウンを実現したモデルです。

メモリやストレージもゲームをプレイするうえで十分なスペック。

高いフレームレートが要求されるApex Legendsやフォートナイトも快適にプレイできるでしょう。

IntelのCPUにこだわりがなければ、候補に入れてみることをおすすめします。

最新価格を確認する

GALLERIA XF

GALLERIA XF

同じく20万円前後のモデルをドスパラで探してみると、人気ランキング第1位のGALLERIA XFが見つかります。

主なスペックは以下の通りです。

CPUCore i7-9700K
GPURTX2070
メモリ16GB
ストレージ512GB NVMe M.2 SSD
2TB HDD
価格179,980円~

先ほどご紹介したNEXTGEAR-MICRO am550GA3より価格が安く、ストレージも多いというコスパ最強モデル。

CPUも第9世代のCore i7を搭載しているので、幅広いゲームを快適にプレイできますよ。

電源もAcBel 700Wが搭載されているので、安定したゲームプレイが可能。

人気ランキング1位も納得です。

ただしCPUやメモリ、ストレージは無料アップグレードのキャンペーンが適用されたものなので、時期によってはスペックが異なる場合があります。

必ず公式サイトにて最新情報をご確認ください。

最新価格を確認する

NEXTGEAR-NOTE i7930GA1

NEXTGEAR-NOTE i7930 シリーズ

ここからはゲーミングノートのおすすめモデルをご紹介します。

まずはマウスコンピューターでゲーミングノートを探すなら、イチオシはNEXTGEAR-NOTE i7930GA1です。

CPUCore i7-8750H
GPURTX2060
メモリ16GB
ストレージ512GB NVMe M.2 SSD
価格229,800円~

ノートパソコン向けCPUとしてトップクラスの性能を持つCore i7-8750Hをはじめ、グラフィックスにはRTX2060を搭載。

ストレージの容量は控えめですが、転送速度の速いNVMe M.2 SSDが搭載されています。

ゲームを何本もインストールするつもりなら、オプションでSSDまたはHDDを1TBほど追加しておきましょう。

リフレッシュノート144Hzに対応したディスプレイをはじめ、17.3型ながら従来の15.6型とほぼ変わらないコンパクトなボディを実現しています。

キーボードも全キー同時押しに対応しているため、PUBGやApex LegendsなどのFPSゲームも快適に遊べますよ。

「ノートパソコンでも快適にゲームをプレイしたい!」

という方はぜひチェックしてみてください。

最新価格を確認する

GALLERIA GCF2070NF

GALLERIA GCF2070NF

ドスパラでゲーミングノートを探すなら、GALLERIA GCF2070NFを要チェックです。

CPUCore i7-8750H
GPURTX2070
メモリ16GB
ストレージ512GB NVMe M.2 SSD
1TB HDD
価格229,980円~

先ほどご紹介したNEXTGEAR-NOTE i7930GA1と同価格帯ながら、上位モデルのグラフィックスと大容量ストレージを搭載。

ディスプレイのリフレッシュノートも120Hzとわずかながら上回っています。

キーボードも有名ゲーミングデバイスのメーカー、SteelSeries製。

パソコン内部を冷却するファンの音はかなり大きいようですが、ヘッドセットをつけてプレイするなら気にならないでしょう。

コスパの高いゲーミングノートを探すなら、候補のひとつに入れてみてください。

最新価格を確認する

コスパに優れたBTOパソコンメーカー

今回は大手BTOメーカーであるドスパラとマウスコンピューターを比較しました。

標準仕様で比較すると、ドスパラのデスクトップパソコンはストレージ要領はたっぷりですが、メモリはなぜか8GBしか搭載していなかったり。

マウスコンピューターはサポート体制の充実ぶりやパソコンケースのデザインが魅力ですが、各パーツのメーカーがわからなかったり。

両社とも一長一短で、どちらを選ぶべきか迷ってしまうのも無理はありません。

ちなみに他の「ブランドもの」パソコンと比べると、両社は圧倒的に安いです。

たとえばDellで同価格帯のゲーミングパソコンを探すと、CPUやグラフィックボード、ストレージなどのスペックは低くなりがち。

似たような構成で比較すると、数万円以上差が出ることも少なくありません。

やはりBTOパソコンの大手であるドスパラとマウスコンピューターは、どちらもコスパに優れていると言えるでしょう。

各社の特徴をきちんと把握して、納得のいくゲーミングパソコンを見つけてください。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。