基礎知識

DellとHPのゲーミングパソコンの特徴を比較

DellとHPの比較

世界的に高いシェアを誇るトップメーカー、Dellとヒューレットパッカード(以下HP)の特徴を比較しました。

パソコンのことはあまり詳しくない、という方でも名前くらいは聞いたことがありますよね。

両社とも高いデザイン性と、高い拡張性を兼ね備えたゲーミングパソコンを展開しています。

まずはこの両企業のちがいをしっかりとご説明し、数あるラインナップの中からおすすめのゲーミングパソコンをご紹介します。

会社概要など基本情報を比較

具体的なパソコンのスペックなどの説明に入る前に、まずは両社の基本的な情報から見ていきましょう。

DellとHPの会社概要

Dellは市場をアメリカ地域のみならず、アフリカ地域、さらに日本・アジア太平洋地域の3つにまで広げてマーケットを展開しています。

近年は中国やインドはじめとする新興国のマーケットで成長を遂げながら世界シェアを広げています。

従業員数は145,000人、日本法人だけでもおよそ1,800名いるそうです。

同じように世界シェアの上位を占めているHPは、1966年にコンピュータ事業に参入して以来、現在まで様々な革新的な製品やサービスを提供。

働き方改革が進んでいく中、様々な環境でも安心して利用できる高いセキュリティ性と、高い生産性が得られるデザイン性を兼ね備えたラインナップを提供しているのが特徴です。

従業員数は55,000人、日本HPの従業員数は約3,000名だそうです。

記載している情報はいずれも記事執筆時点のものです。最新情報は各社の公式サイトにてご確認ください。

両社のシェア比較

HPもDellも非常にシェアの高いPCメーカーです。

私が調べた限り、今のところ国内においても世界においても、HPのシェアがDellよりもわずかに勝っています。

世界シェアでは「2018年第3四半期の世界PC出荷台数」においてLenovoが1位、hpが2位で、Dellが3位。

国内シェアでは「2017年国内PC出荷台数」においてNECレノボが1位で、富士通が2位、3位が日本hp、第4位が日本Dellでした。

全国の販売店舗数

Dellの直営店は東京秋葉原の「ALIENWARE STORE AKIBA」です。

場所は「秋葉原駅」の電気街口を出てすぐ。

洗練された店内レイアウトで、Dellのすべての商品を触ってみることができます。

専門店はこの1箇所のみですが、Dellは専門スタッフによる説明を受けらる「リアルサイト」という店舗を、全国の約30の家電量販店の中で展開しています。

一方、HPは直営店などの専門店はありません。

専任スタッフが最適な製品をアドバイスしてくれる「リアルサイト」に相当するお店は、全国20店舗ほどの家電量販店の中にあります。

店舗一覧はこちらからご覧ください。

主なブランドについて

Dellは「Inspiron」シリーズと、それよりも高スペックな「XPS」シリーズとして、モバイルノート、ノートパソコン、デスクトップの様々なパソコンを販売しています。

タワー型デスクトップはパーツの選択肢や可能な組み合わせは少ないながら、他社のBTOパソコンに比べると価格が安く抑えられている傾向があります。

ゲーミングパソコンだと「ALIENWARE」シリーズというブランドを展開していて、YoutuberのHIKAKINが使っていることでも有名ですね。

ノートパソコンとデスクトップがあり、価格は高めですが、デザインがゲーミングノートらしい派手でかっこいいものが多いのが特徴です。

ちなみに「ALIENWARE」より性能は落ちるものの、価格が抑えられた15.6型ゲーミングノート「Dell G」というシリーズもあります。

HPが展開しているシリーズはノートPCでは以下の5つ。

HPの主なブランド
  • hpシリーズ:安価なエントリーモデル
  • Pavilionシリーズ:価格も良心的なスタンダードモデル
  • ENVYシリーズ:高いスペックのプレミアムモデル
  • Spectreシリーズ:デザイン性にも優れた高スペックモデル

デスクトップPCとしては、エントリーモデルの「Slimlineシリーズ」、スタンダードモデルとして「Pavilionシリーズ」があります。

ゲーミングPCでは、ハイエンド性能なモデルの「OMENシリーズ」としてノートPCとデスクトップPCを展開しています。

OMEN

また本格的にゲームができるとまではいかないものの、安価な「Pavilionシリーズ」としてもGPUを備えたゲーミングデスクトップがあります。

Pavilion Gaming

価格や性能面のちがいもありますが、デザインも大きく異なるため、好みで選んでみるのもいいですね。

HP Spectre x360レビュー

HP Spectre x360

デザイン性に優れた2in1タイプのタブレットPC、HP Spectre x360を以前レビューしました。

最新のオンラインゲームをサクサクプレイするのは少々厳しいものの、事務用途メインなら快適に動いてくれる一台。

持ち歩くものにこだわりたい大人におすすめです。

HP Spectre x360 13
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OMEN by HP 15レビュー

OMEN by HP 15

OMEN by HP 15のスペックや特徴について詳しく知りたい方は、こちらのレビュー記事もあわせてご覧ください。

最高画質で高いフレームレートをキープするのは厳しいものの、画質を調整すればPUBGやApex Legendsなどの人気ゲームも快適に遊べますよ。

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プロモーションのちがい

HPはかつて東京都内のJR駅の化粧室の鏡に同社製のミニノートパソコンのモチーフをあしらった装飾を施したり、AKBを採用したCMで話題を呼んだりもしました。

現在はフローゴルファーの有村智恵さんをスポンサードし、ゴルフレッスンなどの紹介などを通じてプロモーションを行っています。

女優の榮倉奈々さんが出演するムービーも人気です。

Dellはタレントを起用するプロモーションではなく、クーポンキャンペーンなどを利用したデル祭りなどのプロモーションを行うのが特徴。

最近は「あなたを夢中にさせるデルシネマ」としてノートPCの機能性の高さをアピールするCMが流れました。

サポートや保証サービス

かつてDellやHPのような外資系企業のサポートは、対応も日本人ではないことが多く不評でしたが、最近は充実したサポート体制を整えているようです。

とくにDellは「プレミアムサポート(有料)」に入会すれば、という条件付きではありますが、24時間365日、OSのみならず他社ソフトの使い方も質問ができる充実したサポートを受けられます。

間違えて落としてしまった液体をこぼしてしまったといった偶発事故もしっかり保障。

2営業日以内に技術者があなたの自宅で修理してくれる出張サービスもありますがコンシューマ向けPCの出張修理を実施しているメーカーは事実上ないですから法人並みのサポートレベルと言えるでしょう。

ゲーミングPCならば最長5年でPC本体の補修保証が付きます。

HPのサポートは「hp Care Pack」として最初の1年間の無償サポートがあります。

引き取り修理サービスの配送料も込みでタダで修理してくれるサポートも。

アクシデントサポートの価格は機種によって異なりますが、他社と比べやや高めで期間もやや短めです。

保証期間内であればパソコンの使い方技術的な質問は無償でできます。

納品にかかる日数

HPは国内の昭和島で生産されているため、品質が高く納期もLenovoやDellに比べて短い傾向があります。

基本的に量販店で販売されているものなら即日可能。

即納モデル以外の場合ですとhpは最短5営業日。

Dellは受注生産で振り込み確認から2週間とやや長めです。

「すぐにでもパソコンが必要!」

という方はビックカメラなどの家電量販店へ行った方がよいでしょう。

支払方法の選択

Dellは現金前払いタイプ。

Webや振込口座から選んだ振込口座へ振り込みし、それから生産開始となります。

コンビニ決済やインターネットバンクからも振り込みが可能。

Dellらくらく割引分割プランというのも提供されていてカード払いよりお得な金利で支払いも可能です。

HPは現金前振込払いや、クレジットカード払い、代引き払いが可能。

分割手数料0%キャンペーンが行われていることも。

これなら月々の支払いが3,000円台から可能になり、手数料もかからないのでとてもお得です。

おすすめのゲーミングパソコン

ここまで両社の基本情報についてご説明しました。

ここからはDellとHPが販売するゲーミングパソコンのおすすめモデルをご紹介します。

掲載している仕様および価格は記事執筆時点のものです。キャンペーンの有無などは時期によって異なるため、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

Dell G5 15

Dell G5 15

Dellのゲーミングノートでコスパが高いのはDell G5 15。

ALIENWAREと比べてスペックは低めですが、価格と性能のバランスが抜群です。

標準仕様の主なスペックは以下の通り。

CPUCore i5-8300H
GPUGTX1060
メモリ8GB
ストレージ128GB NVMe M.2 SSD
1TB HDD
価格139,980円~

予算に余裕がある方は、CPUをアップグレードしてCore i7-8750Hを選んでおくと安心です。

幅広いゲームで遊ぶならメモリも16GBにしておきたいところ。

なるべく出費を抑えたい方や、はじめてのゲーミングパソコンにおすすめです。

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Pavilion Gaming 15

Pavilion Gaming 15

HPでコスパの高いモデルといえば、Pavilion Gaming 15ですね。

スタンダードモデルの主な仕様は以下の通り。

CPUCore i5-8300H
GPUGTX1050
メモリ8GB
ストレージ1TB HDD
価格109,800円~

約11万円で買えるのは魅力的ですが、ストレージやメモリはアップグレード必須。

容量は少なめでも、メインストレージはSSDを選びましょう。

Windowsの立ち上げや再起動などにかかる時間が明らかに変わります。

価格は149,800円~にアップするものの、メモリ16GB、128GBのNVMe M.2 SSD、GPUにGTX1050 Tiを搭載したハイパフォーマンスモデルもおすすめです。

ノートパソコンの場合、CPUやGPUの交換は実質的に不可能なので、予算が許すなら最初から高めのスペックを狙いましょう。

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ハイパフォーマンスモデル レビュー

HP Pavilion Gaming 15

実際にPavilion Gaming 15のハイパフォーマンスモデルをお借りして、実力を検証してみました。

フォートナイトなどの軽めのゲームなら、中~高画質で60前後のフレームレートをキープできます。

こちらのレビュー記事もあわせてご覧ください。

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HP Pavilion Gaming 15レビュー!コスパの良いゲーミングノートヒューレットパッカード(以下HP)のゲーミングノート、Pavilion Gaming 15をレビューする機会をいただきました。 1...

ALIENWARE AURORA

NEW ALIENWARE AURORA

デスクトップでコスパの高いモデルを探すなら、DellのALIENWARE AURORAがおすすめ。

最小構成の主な仕様は以下の通りです。

CPUCore i5-8400
GPUGTX1050 Ti
メモリ8GB
ストレージ2TB HDD
価格133,180円~

こちらも価格は安いものの、ストレージがHDDだけというのは極力避けましょう。

ALIENWARE AURORAはカスタマイズの幅が広く、第9世代のCPU・Core i9-9900KやウルトラハイエンドGPU・RTX2080Tiも選択可能です。

もちろんスペックを上げるほど、価格も高くなります。

ブラックとシルバーを基調としたスタイリッシュなデザインで、「エイリアンシリーズ」の特徴である宇宙人マークもカッコいいですね。

イルミネーションの発光は自由にカスタマイズ可能で、抑え目の色にすればそれほど派手でもなく、ボディの質感もシックなので、ビジネスシーンでも使えるでしょう。

工具なしでGPUやストレージを交換できるシャーシなので、購入後のカスタマイズが簡単なのも魅力のひとつです。

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OMEN Obelisk Desktop 875(AMD)

OMEN

HPでコスパの高いデスクトップパソコンといえば、OMEN Obelisk DesktopのAMDプロセッサー搭載モデルがあります。

アドバンスモデルの仕様は以下のようになっています。

CPURyzen7 2700
GPUGTX1060
メモリ16GB
ストレージ512GB M.2 SSD
価格188,000円~

AMDのRyzen7 2700はIntelのCore i7-8700に対抗する製品で、性能面で大きな差はありません。

ゲーミング用途ではRyzen7 2700Xが人気ですが、あえて2700を搭載しているのは価格を抑えるためかもしれませんね。

IntelのCPU搭載モデルも選べますが、価格は4~5万円ほどアップします。

GPUもRTX2080を選択できますが、Dellと比べるとカスタマイズの選択肢は少なめ。

とくに注目したいポイントは、直線を基調としたエッジの効いたデザイン。

サイドパネルがシースルー仕様で、内部構造がしっかり見えるのもカッコいいです。

インテリアとしての見た目も重視したいなら、OMEN Obelisk Desktopを候補に入れましょう。

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ALIENWARE AREA-51

DELL

Dellのハイエンドゲーミングパソコンといえば、知る人ぞ知るAREA-51ですね。

30代以上の方なら、X-ファイルを思い出すのではないでしょうか。

最小構成のスペックは以下の通りです。

CPUCore i7-9800X
GPURTX2060
メモリ8GB
ストレージ2TB HDD
価格291,580円~

最小の構成ながら約30万円~と強気な価格設定です。

さらにメモリ8GBでストレージがHDDだけ、という構成ではAREA-51を買う意味がありません。

最低でもメモリは16GB以上、ストレージもSSDは必須と考えるべきです。

最大の特徴はおにぎり型の筐体で、重量は驚異の28kg。

前面吸気ファンやイルミネーション機能など、拡張性も高くメンテナンスも容易です。

CPUクーラーも静音性と冷却性に優れた水冷式。

とことん究極のマシンを追求できる、最高のゲーミングマシンと言えるでしょう。

ちなみに、最上位の構成にすると価格は100万円に到達します。

ぜひ見積もり画面でカスタマイズしてみてください。

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OMEN by hp Desktop 880

OMEN

HPのハイエンドクラスを選ぶなら、OMEN by hp Desktop 880一択です。

ハイパフォーマンスモデルの主な仕様を見てみましょう。

CPUCore i7-9700K
GPURTX2080
メモリ32GB
ストレージ512GB NVMe M.2 SSD
3TB HDD
価格308,000円~

最低価格でも30万円~と、ハイエンドの名に恥じない山盛りスペック。

あらゆるゲームを最高画質で快適に楽しめるように設計されたマシーンで、大切に使えば4~5年は十分に活躍してくれることでしょう。

ファイナルファンタジー15やAnthemなどの重いゲームでも、高いフレームレートをキープしながらサクサク遊べますよ。

Dellのおにぎり型に対して、HPは西洋甲冑をモチーフにしたデザイン。

ブラックを基調としたデザインの中に、魔法のように光る赤色が印象的です。

重量14kgでかなりの大きさなので、購入を考えるならまずは置き場所を確保しましょう。

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HPとDellの特徴比較まとめ

今回はHPとDellのゲーミングパソコンを比較しました。

世界シェアで上位を争う両社のちがいは、Dellの方がGPUなどのカスタマイズの選択肢が多く、HPはあまり用意されていないことです。

共通点としてブランドものPCならではの高いデザイン性でしょう。

スペックのみならず筐体のデザインにこだわりたい人は、予算15万円ほどならHPのOMEN Obelisk Desktop 875(AMD)、もっと余裕があるなら、おにぎり型デザインのALIENWARE AREA-51がおすすめです。

しかしスペックの割に高額になりがちなのが、いわゆるブランドものの欠点。

たとえば「ドスパラ」で15万程度のゲーミングPCを探すと「GALLERIA XV」がありますが、HPのGPUがGTX1060、DellもGTX1050に対して、同じ値段で上位クラスのGPUを搭載しています。

しかしながらDellとHPのデザイン性の高いパソコンは、部屋に置けば見栄えすること間違いなし。

何を重視するかによってベストなゲーミングパソコンは変わりますから、各社の特徴を比較しながら、希望にぴったりのモデルを見つけましょう。

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