レビュー

DAIV-DGZ530シリーズレビュー|幅広く使える万能デスクトップ

DGZ530レビュー

マウスコンピューターが手がけるクリエイター向けブランド、DAIVのDGZ530S1-SH2をお借りしました。

DGZ530シリーズには10万円前後のモデルもラインナップされており、比較的手の届きやすいデスクトップパソコン。

RAW現像などの写真編集をはじめ、Youtube動画の編集やパソコンゲームも快適に動作するのかを細かく検証してみました。

DAIV-DGZ530シリーズ

DGZ530シリーズ

DGZ530シリーズは、クリエイター向けに最適化されているデスクトップパソコン。

高性能なCPUと大容量メモリ、さらに最新オンラインゲームも快適に楽しめるグラフィックスを搭載しているのが特徴です。

クリエイター向けパソコンではあるものの、Excelなどの事務作業から趣味のゲームまで幅広く楽しめる万能型のパソコンですね。

スペックやインターフェイスなど、順に見ていきましょう。

スペック

今回お借りしているDAIV-DGZ530S1-SH2の基本スペックは以下の通り。

OSWindows 10 Home 64ビット
CPUCore i7-9700K
8コア/ 3.60GHz/ TB時最大4.90GHz/ 12MB スマートキャッシュ
GPUGeForce GTX1080
ビデオメモリ8GB
メモリ16GB(8GB×2)
最大64GB (16GB×4)
ストレージSSD(SATA)240GB
HDD 2TB

グラフィックスはGeForceのGTX1080を搭載、ストレージはSSDとHDDのデュアルストレージ。

HDDが2TBもあれば、すぐにストレージがいっぱいになってしまうということはなさそう。

とはいえバックアップのためにクラウドストレージや外付けのHDDなどの活用は必須です。

搭載されているCPUは第9世代のCore i7。

CPU-Zの結果

ハイエンドモデルではないとはいえ、日々数百枚の写真データを現像しているプロカメラマンでもない限り、パワー不足を感じる場面は少ないでしょう。

Core i9-9900Kを選ぶとその分値段も高くなりますから、性能と価格のバランスが良いCPUといえます。

ラインナップ

今回お借りしたのはDGZ530S1-SH2ですが、DGZ530シリーズの最新ラインナップは以下の通り。

価格が手頃なCore i5搭載モデルから最新型の第9世代CPUを搭載したハイエンドモデルまで、幅広くラインナップされています。

予算と用途に合わせて選びやすいのがDAIVの魅力ですね。

Core i5搭載モデル

価格を最優先に考えるならCore i5搭載モデルがおすすめ。

グラフィックスもGTX1050を積んでいるので、軽めのオンラインゲームなら十分楽しめるでしょう。

モデルCPUグラフィックスメモリ価格(税別)
DGZ530E1-S2Core i5-8400GTX10508GB119,800円〜
DGZ530E2-SH2-DGPCore i5-8400GTX105016GB139,800円〜
DGZ530E1-SH2-CSCore i5-8400GTX105032GB149,800円~

Core i7搭載モデル

価格と性能のバランスが良いと感じるのはCore i7搭載モデル。

趣味で写真を楽しんでいる方や、ガッツリやり込むほどのゲーマーでなければ十分なスペックです。

モデルCPUグラフィックスメモリ価格(税別)
DGZ530S2-SH2-VRCore i7-8700GTX106016GB159,800円〜
DGZ530S2-M2SH2-VR8KCore i7-8700GTX106032GB179,800円〜
DGZ530S2-SH5-DGPCore i7-8700GTX106032GB179,800円〜

Core i9搭載モデル

とにかく高性能なモデルがほしい方は、Core i9-9900K搭載モデルを買いましょう。

価格は高くなりますが、値段相応の性能を発揮してくれることでしょう。

モデルCPUグラフィックスメモリ価格(税別)
DGZ530S3-S2Core i9-9700KGTX107016GB179,800円〜
DGZ530S3-SH2-RAWCore i9-9700KGTX1070 Ti32GB229,800円〜
DGZ530M2-SH5Core i9-9700KRTX207016GB229,800円〜
DGZ530M2-SH10Core i9-9700KRTX208016GB259,800円〜
DGZ530U2-SH5Core i9-9900KRTX207032GB259,800円〜
DGZ530U2-M2SH5Core i9-9900KRTX207032GB289,800円〜
DGZ530U2-M2SS-BRAWCore i9-9900KRTX208032GB279,800円〜

いずれも仕様や価格は記事執筆時点のものなので、最新の情報はその都度公式サイトにてご確認をお願いします。

最新の価格を確認する

インターフェイス

DGZ530のケース外観

ここからはインターフェイスについて見ていきます。

外観はすっきりシンプルなデザイン。

ゲーミングパソコンだと内部がキラキラ光っていたり、ガンダムみたいな外観のパソコンも多いですが、ガキっぽくてあまり好きではないのです。

その点、DAIVのデスクトップは職場においても恥ずかしくない、落ち着いた外観で素敵。

DGZ530の電源

電源スイッチはダイヤルのような丸いボタン。

右側にコリッと回すと電源が入ります。

マイクやイヤホンの端子をはじめ、USB3.0のポートが前面に2つあるので、外付けHDDやUSBメモリなどを接続しやすくて便利。

カードリーダーの設置場所

網状になっている部分はマグネットでくっついているだけで、簡単に外せます。

今回は標準仕様のものをお借りしているので何もありませんが、光学ドライブをはじめ、リムーバブルハードディスクベイやメモリーカードリーダーなどをオプションで増設可能。

写真を趣味にしている方なら、カードリーダーのオプションはつけておきたいところ。

通気孔

下段のパネルも簡単に外せるようになっていて、内部を冷やすための通気口が開けられています。

水洗い可能なフィルター

このメッシュ状のものは水洗い可能だそうで、ホコリが溜まってきたらササッとキレイにできるのもいいですね。

よくよく考えて作られているのがわかります。

背面のインターフェイスも充実

背面のインターフェイス

こちらは背面のインターフェイス。

USBをはじめ、ディスプレイポートなどが充実しています。

マウス専用のコネクタをずいぶん久しぶりに見た気がします。(今どき使う人なんているんでしょうか・・・)

ディスプレイポートが4つ

こちらはグラフィックスに接続するディスプレイポート。

私はディスプレイポートのケーブルを持っていなかったので、HDMIで接続しました。

主電源

一番下に電源ケーブルを接続するコネクタと主電源があります。

パソコンの内部がチラ見えしていますね。

無線LANは有料オプション

私、かれこれ10年近くノートパソコンしか使ってこなかったので、無線LANの機能はすべてのパソコンに標準搭載されているものと思ってました。

ところがデスクトップパソコンは有線でつなぐ人も多く、無線LANは追加オプション。

LANの追加オプション

今回、標準仕様のモデルをお借りしていることもあって、無線LANの子機を別途使いました。

無線LANの子機

Amazonで約1,400円でしたが、転送速度は最大で433Mbps。

使えないということはありませんが、決して早くはないですね。

転送速度は速いのが絶対正義なので、無線でネットにつなげることを想定している方はオプションの追加をおすすめします。

取っ手とキャスター付きで持ち運びやすい

DGZ530の取っ手

DAIVのデスクトップパソコンには、写真のように取っ手がついています。

「パソコンに取っ手なんていらないでしょ!」

という人も一定数いるとは思いますが、実際に使ってみるとすごく便利です。

一度設置場所を決めれば頻繁に動かすことはないとしても、取っ手のある・なしは大きいですよ。

DGZ530のキャスター

さらにいい仕事をしてくれるのが、このキャスター。

約10kgあるデスクトップパソコンを持ち上げずとも、コロコロと動かすことができます。

ちなみに、このキャスターは有料オプション。

キャスターのオプション

標準で搭載されているモデルもありますが、DAIVのデスクトップパソコンを買うなら必ず追加しておきましょう。

掃除機をかけるときも、キャスターがあればサッと動かしてパソコン周辺をキレイにできます。

パソコン内部は配線がぎっちり

DGZ530の内観

パソコンのケース内部も見てみました。

デスクトップパソコンの中身ってごちゃごちゃしているイメージでしたけど、配線も黒で統一されていて、みっちりまとまっている印象です。

それにしても排熱用のファンが大きいです。

搭載されたグラフィックス

こちらはグラフィックスのGeForce。

ゲーム用のグラフィックスというイメージが強いですけど、高画素データのRAW現像や動画編集でも活躍してくれます。

「仕事で使うパソコンだから、ゲームには一切興味がない!」

という方は、Quadroを搭載したモデルがおすすめです。

Quadro搭載モデルを調べる

各種ベンチマーク結果

ここからはDGZ530S1-SH2の性能を見ていきます。

各種ベンチマークソフトを使用して、実力を詳しく見ていきましょう。

CPU

CPUのベンチマーク結果

CPUの基本性能をチェックする上で有名なCINEBENCH R15を使ってみたところ、1510cbという結果でした。

CINEBENCHの結果

以前お借りしたCore i9-9900Kとの比較はこちらのグラフの通り。

計測結果は私が試した数値なので、あくまで参考程度にお考えください。

ストレージ

CrystalDiskMarkで240GBのSSD(SATA)と2TBのHDDの転送速度もチェックしました。

写真メインで使うとなると、RAWデータの読み込みにどうしても時間がかかるので、転送速度の早さは絶対正義です。

SSD(SATA)

SSDの転送速度

SATAのSSDであれば、標準的な転送速度。速度を優先するならPCleを導入したいところ。

HDD

ハードディスクの転送速度

HDDも一般的な転送速度。高画素の写真データを操作する上では多少ストレスを感じるかも。

3D性能

FIRE STRIKEの結果

3D性能をチェックするため、3DMarkのFire Strikeのスコアも確認したところ19116でした。

余程のハイスペックゲームでない限り、まったく問題なく楽しめるレベルです。

オンラインゲーム

有名どころのオンラインパソコンゲームが快適に動くかどうかも、各ゲームのベンチマークソフトでチェックしました。

いずれも1920×1080(フルHD)のデスクトップパソコンに設定して確認しています。

高性能なGTX1080を搭載していることもあり、いずれも素晴らしい結果が出ました。

写真や動画の編集だけじゃなく、ゲームもガッツリ遊びたい人におすすめです。

FF15

FF15ベンチマーク結果
高品質8430(快適)
標準品質10905(とても快適)
軽量品質14054(非常に快適)

FF14 紅蓮のリベレーター

FF14ベンチマーク結果
最高品質16894(非常に快適)
高品質17527(非常に快適)
標準品質20686(非常に快適)

ドラゴンクエストX

DQ10ベンチマーク結果
最高品質22316(すごく快適)
標準品質22384(すごく快適)
低品質23375(すごく快適)

格闘ゲームをプレイ

試しにSTEAMで購入したストリートファイターVをインストールして動作を確認してみました。

ストVの推奨環境は以下の通り。

ストVの推奨環境
  • プロセッサー
    Intel Core i5-4690K @3.50GHz、またはAMD FX-9370
  • メモリー
    8GB RAM
  • グラフィック
    NVIDIA GeForce GTX 960 または AMD Radeon R7 370

スペック上はまったく問題ありませんね。

ストVのプレイ動画

実際にストリートファイターVをプレイしてみた様子をキャプチャしてみました。

グラフィックの設定はすべて「最高」にしています。

注目すべきは私の下手くそっぷりではなく、サクサク快適に動いているかどうかですよ。

しかし難易度ノーマルでもさっぱりクリアできません・・・

スーパーコンボみたいな技もうまく出せないんですけど・・・

何度かプレイしてみたところ、ロード時間もあっという間ですし、一度もフリーズすることなく快適に遊べました。

RAW現像の処理速度結果

私にとってメインとなるRAW現像の処理速度についても見ていきます。

普段、RAW現像にはLightroomを使用しているので、D810で撮影したデータを用いてチェックです。

RAWデータの現像処理が速い

実際にLightroomで現像中の様子をキャプチャしてみました。

複雑なことはせず、色味を整えているだけですが、サックサク動いてくれます。

等倍表示をしてもほとんど遅延なく表示してくれるので、すごく便利。

最近はMacBook Proの処理速度の遅さにイライラすることが多く、あまりの快適さに感動しました。

Lightroomで書き出しも速い

有効画素数3,635万のD810で撮影したRAWデータを32枚(露出などをすべて調整済み)をLightroomで書き出してみました。

書き出し条件は以下の通り。

書き出し条件

画像形式:JPEG
画質:100
カラースペース:sRGB
画像のサイズ:未調整(撮影データそのまま)
解像度:350
メタデータ:すべてのメタデータ(人物情報や撮影場所の情報は削除)

所要時間はほんの数十秒、1分とかかりませんでした。

まったく同じデータをMacBook ProのLightroomで書き出してみたところ、結果は2分半。

個人的に十分過ぎる結果ですが、より早さを求めるなら第9世代のCore i9搭載モデルを買うしかないですね、高くなりますけど。

排気音もあまりうるさくない

Lightroomでjpegに書き出すとき、いつもパソコンのファンがフル回転をしていました。

今までDAIVのノートパソコンを何台かお借りしていますが、書き出し中はフィーーーンとそこそこ大きな音がしていたんです。

ところが、DGZ530S1-SH2はほとんど音がしません。

無音とはいえませんが、夏場に扇風機を「弱」で回している程度。

すぐ近くで1才児が寝ていても、起きることはないでしょう。

ゴリゴリの3Dゲームなどをプレイすると、さすがにフル回転するのかもですが、デスクトップパソコンの懐の広さを感じられました。

動画編集もストレスなく快適

今回、テストも兼ねていくつかYoutubeに動画をアップしましたが、いずれもAdobeのPremiere Proで書き出してみました。

普段、動画編集は面倒くさくてあまりやらないのですが、そろそろ動画も扱えるようにならないとなぁ・・・と。

Youtuberになるつもりはないんですが。

テロップをいくつか追加したり、数分程度の動画を書き出すだけなら、サックサク動いてくれるので気持ちいいです。

Youtube動画をガッツリ作り込んでいる人にとっても、頼もしい相棒になってくれることでしょう。

手の届きやすいデスクトップPC

今回、久しぶりにデスクトップパソコンを使いましたが、本体が大きいだけあってノートパソコンにないどっしりとした余裕を感じられていいですね。

DGZ530シリーズは15万円前後から買えますし、写真も動画もゲームもいろいろやりたい方にとって手の届きやすいモデル。

プロカメラマンや動画編集やオンラインゲームをやり込む人も、30万円前後で十分なスペックが手に入ります。

現在、メインパソコンはMacBook Proなのですが、いろいろあってWindowsへ戻すことを検討中。

DGZ530シリーズも有力候補のひとつとして考えてみます。

実際に購入するならCore i9-9900K搭載モデルで、メモリを64GBまで増設かな。

DGZ530シリーズについて詳しく見る

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